２０２０年１０月２４日
コース：東北道～矢板～八方ヶ原～八方湖～大間々～中央遊歩道

　２０２０年現在の記事に戻ります。１０月は初旬の斑尾山の後がなかなか出かけられなくて、下旬のこの日にようやく行ってきました。
　栃木県矢板市の八方ヶ原。日光国立公園のちょうど中ほどで、塩原温泉郷近くの高原です。春はレンゲツツジの群落が有名です。秋も美しいと聞いて出かけてきました。中でも高原の一角にある八方湖がすばらしい紅葉でした。
　後半は高原の中心部の大間々へ移動して、中央遊歩道を散策しました。八方ヶ原は稜線部の高原のほかに、中腹にはあまり知られていない名瀑が流れています。次回おくります。



八方湖
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


八方ヶ原
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２００５年９月１８日
コース：麻績～坂北～千曲～坂城～御代田

　長野県中北部の、長野、松本、上田の中ほどには、里山に溶けこんだかのような、名刹古刹が点在しています。信濃三十三観音第一番の法善寺や十五番の岩殿寺、国重文大御堂の智識寺などを巡りました。
　最後に参拝した御代田の真楽寺がコマ数が多くてタイトルにしました。真楽寺は聖徳太子の父の用明天皇が浅間山の噴火を鎮めるために建立した古刹で、三重塔が建っています。

法善寺～福満寺～岩殿寺～碩水寺～智識寺～福泉寺～満泉寺～耕雲寺～真楽寺

　　　　　　　　　

２００８年９月７日～８日
コース：函南～三島～御殿場

　２００８年９月は、源頼朝ゆかりの寺社を主に参拝見学しました。スタートは丹那トンネルを越えた函南から。高源寺は、頼朝が伊豆に配流されていた時に、乳母の比企尼の計らいで、源氏再興の密議をして軍勢をそろえた地といわれています。鎌倉幕府を開くころ、「源」の字を入れた今の寺名に頼朝が変えて、復興したそうです。
　タイトルにした三嶋大社。社名の　三嶋　とは、伊豆大島や三宅島などの伊豆諸島を指すといわれています。古くからこの地は東海道と下田街道の分岐点で伊豆国の中心として国府も置かれ、伊豆国の一宮で総社です。頼朝も三嶋神に対する崇敬は篤く、源氏再興と戦勝祈願を行って成功すると、後世は武門武将からいちだんと篤く崇敬されました。
　翌日は御殿場に移動しました。　役小角が開いた青龍寺などの名刹を参拝しました。
　更新は１週間ほど先になります。

高源寺～妙法華寺～三嶋大社～日本山妙法寺～青龍寺～大乗寺～善龍寺
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２００７年９月８日
コース：千葉～館山～厳島神社～野島崎～慈恩院～大福寺～那古寺

　今現在の記事ネタが無くなりましたので、２０００ゼロ年代の画像倉庫を発掘して編集します。
　鎌倉杉本寺を第一番として、広く関東をおおむね時計まわりに結ぶ、坂東三十三観音。第三十三番の結願寺は房総半島先端の那古寺です。関東八十八カ所霊場でもある名刹の那古寺をはじめ、館山周辺の名社名刹を巡りました。
　はじめに関東本土最南端の野島崎を訪ね、南総里見八犬伝でおなじみの安房里見氏菩提寺の慈恩院を参拝しました。大福寺は崖の中腹の朱塗りの観音堂が有名で、崖観音と呼ばれています。


　　　　　　　　　

２０２０年１０月３日
コース：長野～豊田飯山ＩＣ～まだらおの湯～斑尾山～大明神岳

　北信五岳のうち、斑尾山だけまだ登っていなくて、今回ワンチャンスで出かけてきました。折しも前回の　榛名富士　と似ていて、ともに一等三角点のある１３００ｍ峰でした。北信五岳にして、日本三百名山の斑尾山には、もうひとつの誉があります。唱歌の「ふるさと」に歌われている「うさぎ追いしかの山・・・」は、斑尾山がモデルらしいです。
　まだらおの湯から往復しました。１０月に入ってしだいに秋らしくなり、コースわきにはキノコがそこかしこと頭を出していました。大明神岳からの野尻湖大展望はこの日は霞んでいてこれくらいでした。

　諸般の事情により１０月は斑尾山の後は出かけていなくて記事ネタがなくなりました。これから先もあまり出かけられそうになくて、次回からブログ開店前２０００ゼロ年代の画像倉庫たな卸しにはいります。よろしくお願いします。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２０２０年９月２２日
コース：高崎～榛名山～榛名富士～富士山神社～ロープウェイ～榛名湖

　ロープウェイでは何度か観光していた榛名富士。掃部ヶ岳など榛名のほかのピークは記事にありますがまだだったので、運動不足解消を兼ねて湖畔から歩いて登ってきました。マツムシソウなど初秋の花々も咲きはじめていました。
　榛名にはもっと高いピークもある中を、榛名山を代表してここには一等三角点が設置されています。この日も三角点に意識のある登山者に触られたりしていました。三角点の近くには紅白のきれいな富士山神社が鎮座しています。形が富士山に似ていることから本家本元の富士山浅間神社と同じ、木花開耶姫が祀られています。
　富士山と似ているためか、富士山と係わる伝承がいろいろとありました。ひとつは富士山にあこがれた榛名天狗が一晩で富士山を越える山を作ろうとしたが、未完成のまま夜が明けてしまって、形は富士山に似ているが高さが届かない山になったとか。
　ほかにも、巨人ダイダラボッチが、富士山、浅間山、榛名山を競争で造った話は、浅間山がおもしろいですね。浅間山の前掛山はダイダラボッチが体にしていた前掛で土を運んでこぼれてできたとか。富士山にかなわない浅間山が怒って噴火したとか‥などありました。
　榛名富士山麓では馬車や乗馬が体験できて気持ちよさそうでした。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２０２０年９月１４日
コース：藤岡～上野村～野栗沢～龍神の滝

　神流川流域の神流町から上野村に入ってすぐに南側から流れ込む支流の野栗沢に龍神の滝はかかります。大蛇が棲むという伝承のある落差２０ｍほどの二段の滝です。



　　　　　　　　　　　

２０２０年９月９日
コース：八王子～高尾～八王子城～御主殿～本丸

　上総国の久留里城に続いては、武蔵国から日本１００名城の八王子城です。平安時代にこの地の深沢山で修業中の僧妙行に、牛頭天王と八人の王子が顕現したことから、八王子権現が祀られて、八王子の地名となりました。
　戦国時代に北条氏康の三男の氏照により八王子城は築城されました。築城には安土城を参考にしたともいわれ、小田原城の最大の支城でした。小田原征伐に際しては、氏照をはじめ主力部隊が小田原に参陣していて多勢に無勢で落城して悲劇の城となりました。
　御主殿付近は、石垣、虎口、曳橋などが復元されています。全国の山城は、夏場は草ボーボーのヤブコギ状態の所も多い中を、東京都の山城はガイダンス施設もあって、よく整備されています。御主殿は城跡巡りですが、本丸は登山でした。