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洛中
- 2017/08/18(Fri) -
2008年7月21日~22日

 京都では清水寺や金閣寺など山すその名刹を周ることが多かったので、この時は洛中の京都御所周辺を主に巡りました。終戦記念日が近づいていたので、霊山観音からお参りしました。
 昔の画像整理を今回でひと区切りにします。次回から2017年現在の山歩きをおくります。


7月21日 京都~霊山観音~建仁寺~六波羅密寺~六道珍皇寺

霊山観音
 太平洋戦争の戦没者を弔うため1955年に建立された。高さ24m。観音像の内部は十一面観音、仏舎利、十二支の守り本尊が安置されている。

建仁寺
 臨済宗建仁寺派の大本山。1202年(建仁2年)栄西禅師が建立した京都最初の禅寺。京都五山第3位の格式。俵屋宗達作の風神雷神図は国宝。法堂天井には大双龍図。白砂を敷きつめた枯山水庭園がある。

六波羅密寺
 963年空也上人が開いた真言宗智山派の古刹。教科書にも載る有名な空也上人像、平清盛公坐像は本堂とともに重文。西国三十三観音第17番札所。

六道珍皇寺
 空海の師慶俊が開基といわれる。昔、この寺が鳥辺野の葬場の入り口にあったことから、ここが現世と冥界の接点つまり「六道の辻」と考えられ、当寺の梵鐘の迎え鐘によって精霊がこの世によみがえってくると信じられた。本堂裏の井戸は、小野篁が冥土へ通った入口という不思議な伝説がある。

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7月22日 妙蓮寺~宝鏡寺~本法寺~妙顕寺~相国寺~廬山寺

妙蓮寺
 1294年創建。日蓮の孫弟子日像が開基。1587年に現在地に落ち着く。長谷川等伯一派の筆になる障壁画、松尾社一切経など多くの文化財を所蔵。観賞式石庭は「十六羅漢の石庭」と呼ばれる。

宝鏡寺
 1300年頃建立。中世京洛に栄えた尼五山第一位の景愛寺の法灯を受け継ぐ。光厳天皇皇女華林宮恵厳禅尼公が開山し、後光厳天皇より宝鏡寺の号を賜る。その後多くの皇女が歴代となり、百々御所(どどのごしょ)とも呼ばれる。孝明天皇遺愛の人形をはじめ多くの人形を所蔵し、人形の寺として有名。春と秋に人形展が開かれる。

本法寺
 1436年日親上人の創建。本阿弥家の菩提寺。長谷川等伯の釈迦大涅槃図は重文。庭園「三巴の庭」は光悦作で国名勝。

妙顕寺
 1321年に日像が後醍醐天皇より寺領を賜り、京都における日蓮宗最初の道場として建立。京都の日蓮宗の中心的な寺院となる。その後、後醍醐天皇より綸旨を得て勅願寺となった。観光寺院ではないので境内は静寂である。

相国寺
 臨済宗相国寺派大本山。足利義満が発願し1392年に建立。開山は夢窓国師。法堂は豊臣秀頼の寄進。天井に狩野光信筆の蟠龍図が描かれ「鳴き龍」で知られる。

廬山寺
 比叡山18世座主元三大師により938年に船岡山の南に創建。1243年に法然の弟子である覚瑜が再興。中国の廬山にならい廬山天台講寺と号した。豊臣秀吉の寺町建設によって天正年間に現在地に移る。
 そこは紫式部の曽祖父、藤原兼輔の邸宅で、式部はここで育ち結婚生活を送り、「源氏物語」「紫式部日記」などはほとんどこの地で書かれた。そのため世界文学史上屈指の史跡、世界文学発祥の地ともいわれる。
 源氏庭は平安朝の庭園の「感」を表現したもので、白砂と苔の庭。源氏物語に出てくる朝顔の花は今の桔梗のことであり、紫式部に因み紫の桔梗が静かに花開いている。

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斑鳩
- 2017/08/09(Wed) -
2008年7月19日~20日

 奈良県内、というよりも、大和の国 が続きます。蓮の喜光寺から、あじさいの矢田寺まで、奈良盆地北西部の名刹を参拝しました。吉田寺、法起寺、法輪寺の3ヶ寺を巡りました 斑鳩 をタイトルにしました。

 この後、当ブログも夏休みをいただきまして、更新はお盆明けころを予定しています。


7月19日 奈良~喜光寺~西大寺~秋篠寺~大安寺

喜光寺
 東大寺大仏建立の勧進で有名な行基が創建。喜光寺の本堂を参考に大仏殿は建てられたとも伝えられ、本堂は「試みの大仏殿」と呼ばれる。 創建当初は菅原道真の生誕地と伝わる菅原の里にあることから「菅原寺」と呼ばれていた。聖武天皇が参詣した際に当寺の本尊より不思議な光明が放たれ、これを見た天皇が喜んで、「菅原寺」を改めて「喜光寺」としたという。

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西大寺
 765年に称徳天皇の勅願により創建。寺名は平城京の東の東大寺に対するもので、創建時は南都七大寺の1つとして壮大な伽藍を誇った。恵美押勝の乱平定を祈願して孝謙上皇(称徳天皇)が造立した金銅四天王像が安置されている。国宝、重文多数。

秋篠寺
 780年頃、光仁天皇の勅願によって建立された奈良時代最後の官寺。平城京西北の秋篠の地に建てられたため秋篠寺と呼ばれる。本堂に安置されている25体の仏像の中でも特に有名なのが伎芸天で、諸技諸芸の守護神として多くの芸術家や芸能人らに慕われている。
 平成2年のご結婚式後、礼宮さまは歴史ある皇室ゆかりの地名に因んだ「秋篠宮」の宮号を賜りました。その後、長男、悠仁さま誕生の際も賑わったそうです。

大安寺
 聖徳太子が建てた熊凝精舎が草創。藤原京では百済大寺、大官大寺となり奈良時代に大安寺となった。南都七大寺の1つで、東西2基の七重塔をはじめとする大伽藍を有し、東大寺、興福寺と並ぶ大寺院で、南大寺とも呼ばれた。大安寺様式といわれる9体(重文)の天平仏が安置されている。

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7月20日 百済寺~吉田寺~法起寺~法輪寺~松尾寺~矢田寺

百済寺
 聖徳太子が創建した熊凝精舎を継いで、舒明天皇が639年に百済大寺を創建したと伝えられる。本堂、中之坊、三重塔が残る。三重塔は重文。本堂は大織冠(たいしょくかん)と呼ばれ、談山神社の本殿を移築したものと伝えられている。

吉田寺
 創始は天智天皇の勅願と伝えられ、987年に恵心僧都源信が創建。恵心僧都が母の臨終に際し、祈願をした衣服を着せかけるとなんの苦しみもなく往生をしたことから、別名「ぽっくり寺」ともいわれる。本尊の阿弥陀坐像は丈六の金色、木造で奈良県下最大。千体仏の光背を持っており、重文。

法起寺
 聖徳太子建立七大寺の一つに数えられ、現在では「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として世界遺産に登録されている。太子が法華経を講じた「岡本宮」の跡地と言われ、太子の遺言により山背大兄王が岡本宮を寺に改めたのが法起寺の始まりとされる。高さ24mの三重塔は日本最古、最大で国宝。

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法輪寺
 622年に山背大兄王が、父聖徳太子の病気平癒を願って建立。法隆寺式伽藍配置をとり、七堂伽藍を完備していたが、創建当時の建物はない。法隆寺、法起寺とともに斑鳩三塔として美しさを讃えられた三重塔は1944年に雷火で焼失し、1975年に昔ながらの工法で再建された。講堂には重文の飛鳥仏、平安仏が安置されている。

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松尾寺
 718年天武天皇の皇子舎人親王が元正天皇の命を受けた『日本書紀』編纂の完成と自身の42歳の厄除けを祈願して創建したと伝えられる。また、養老年間に鎮守として勧進された松尾大明神を祀る松尾山神社が境内にある神仏習合の古刹。江戸時代から日本最古の厄除け観音として民間信仰を集め、現在でも厄除けのための参詣が多い。修験道との関係も深く、各種修行の道場でもある。

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矢田寺
 今から約1300年前、天武天皇が壬申の乱の戦勝祈願を矢田山で行い、即位後伽藍を造営したのが始まり。矢田の里にあるため一般には矢田寺と呼ばれているが正式には金剛山寺(こんごうせんじ)。地蔵信仰の寺で日本最古の延命地蔵菩薩が安置される。アジサイの寺としても有名。

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大宇陀
- 2017/08/06(Sun) -
2006年7月16日
コース:橿原~大宇陀~大願寺~大蔵寺~青蓮寺~宇太水分神社~仏隆寺

 昔の関西名刹めぐりの画像整理がまだ続きます。
 奈良盆地の東側は三重県境まで宇陀市内の穏やかな里山が広がります。そこには由緒や歴史を秘めた古社古刹が点在していまして訪ねました。大願寺や大蔵寺のある大宇陀からスタートして、タイトルにしました。宇陀市と観光協会の案内を編集します。

大願寺
 宇陀松山城主織田信武建立の毘沙門堂もさることながら、境内にある仏足石が希少といわれる大願寺。打ち水された仏足石は造形的にも美しく、思わず手で図案をなぞってみたくなる衝動に駆られる。当寺は真言宗御室派で本尊十一面観音菩薩像は神亀元年(724年)、徳道上人の作といわれ、創建は古く推古時代と伝えられている。

大蔵寺
 用明天皇(人皇31代目)の叡願による聖徳太子の開基とされ、のちに弘法大師が入山して真言宗の道場とした。平安時代に嵯峨天皇の臨幸があり、大蔵寺の勅額を賜い、勅願寺とした。中世18箇院の末寺を持ち、慶長6年には寺領550石を加えられた。近世になってやや衰えたが、山内六坊を有していた。
 本堂・御影堂は鎌倉時代の建築で、本尊の薬師如来立像は一木づくりの立木仏でそれぞれ国の重要文化財の指定を受けている。つつじや紅葉の名所でもあり、ホトトギスなどの野鳥の宝庫でもある。観光客は受け入れていない。

青蓮寺
 日張山の中腹にひっそりとたたずむ浄土宗の尼寺。建立以来1200年の間このままの姿ではなかったろうかと思われる周囲の景観。奈良朝の時代、右大臣藤原豊成公の娘中将姫にまつわる、哀れにもゆかしい物語を今日に伝え、父との不思議な再会から、この寺を別名「再会寺」と呼び、逢いたい人と夢叶う寺としても人々から親しまれている。

宇太水分神社
 国宝重要文化財。緑濃い木立の中に速秋津比古神、天水分神、国水分神の水分三座が祀られています。社伝では、崇神天皇の時代にはじまるといわれ、縁起では、大和国宇陀郡の水分大明神は天照大神の分神で、垂仁天皇の時代に神託によって社殿をかまえたと伝えている。
 本殿は、連棟社殿で中央と左右の三殿からなる一間社隅木入春日造り(国宝)水分連結造りの古型で、外部は朱塗り。蟇股など細部に鎌倉時代の特徴をみることができます。

仏隆寺
 嘉祥3(850)年、弘法大師(空海)の高弟堅恵によって創建され、本尊は十一面観音菩薩立像で聖徳太子の作と言われる。七堂伽藍の立派なお寺で、室生寺の南門、すなわち正面の門として極寺と末寺の関係にあり、室生寺の宿坊または住職の隠居寺として重要な役目があった。

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根来寺
- 2017/08/03(Thu) -
2006年7月14日~15日

 高野山へは参拝したので和歌山県内のそのほかの名刹を訪ねました。和歌山市から南へ紀伊水道沿いに南下して往復し、紀ノ川沿いを東へ奈良県に抜けました。太陽が明るくて海も見えて、南国の雰囲気にあふれていました。西国2番3番も参拝できました。タイトルにした新義真言宗総本山根来寺の案内です。

根来寺
 高野山の学僧でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山。興教大師の御廟(お墓)を守り続けております。
 開山以来、約900年の伝統を誇り、山内には日本最大の木造の『大毘廬遮那法界体性塔』(だいびるしゃなほっかいたいしょうとう)通称「大塔」のほか、大伝法堂には重要文化財の本尊大日如来(だいにちにょらい)・金剛薩埵(こんごうさった)・尊勝仏頂(そんしょうぶっちょう)の三体が奉安されています。
 和歌山県北部に位置し(大坂市内から約60分・関西空港から約30分・神戸市内から約90分・京都市内から約95分)葛城連峰の端に、およそ350万㎡の境内を有し、史蹟・根來寺境内は中世のたたずまいを残し四季折々、桜・新緑・紅葉が変化に富み多く参拝者の目を楽しませてくれます。
(根来寺公式サイトより)

7月14日 大阪~和歌山~紀三井寺~道成寺~興国寺

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7月15日 長保寺~根来寺~粉河寺~十禅律院~奈良へ

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